奈良県下の歴史・伝統・文化や天然記念物、特産品のデータが、これでもかというほど詰まっている。でも、検定に向けてのポイントが書いているわけでもなし、一冊まるまる暗記できるデータの量じゃないので、この本を買ったからといって受かるとは思えない。写真は巻頭を除いて白黒。文章は堅苦しくて読んでて面白くない。奈良情報のデータベースとしても、50音じゃないから索引には不向き。地図も少ないからこの本片手に観光するわけにもいかない。さらに、奈良の自然については、ほぼ触れられていない。なんで山渓からの出版なの?と疑問を感じる。大学入試で『奈良』という科目があるなら、こんな本でも存在する価値はあるんだろーが、そもそも奈良検定も、奈良ファンを増やす為に作られたはず。この本読んで勉強して、誰が奈良のことが好きになるのかな。観光コース、ハイキングコースに沿って寺社や歴史について、関西ウ〇ーカーや、る〇ぶの何倍もの詳しさで書く、という構成にすれば、もっと読みやすくて、検定テキストとして以上の価値がある本になったと思う。検定名も何か薄っぺらくて、『自分、奈良まほろばソムリエなんです!』とは、人に自慢しにくい。京都検定だって一回目は失敗が多かったと聞いています。奈良検定もまだ出なおせる!奈良県民として、苦言を呈する意味を込めて。