尾崎豊。天才と呼ばれ、教祖と呼ばれ、華やかな道を歩み続けた男。だが、彼の淋しさ、孤独は最後まで理解されることがなかった…。そんな尾崎豊の死の真相に、思い出話などを交えつつ迫るのが本書です。ただ、特別ファンでなくても読むに堪える内容と思われます。最後の言葉には感慨を禁じ得ませんでした。
本書を読んだ当時、私は尾崎豊の死因は事故死でも病死でもなく殺されたもの、他殺だと思った、第一に尾崎豊は当時死ぬ理由など何一つ無かった、むしろ再生の祈りを込めたニューアルバム、今となってはラスアルバム「放熱の証」を発売し、シンーガーソングライターとしての才能のみならず、アレンジやプロデュースなどの役割もこなし音楽創作活動に意欲的であった、そんな彼、尾崎豊が自ら命を絶つ事によって死を選択する余地などあるはずが無かった、では誰が尾崎豊を殺したのか、それは本書を読み込めば自ずと答えが導き出せるかもしれない、私は官憲や立法の行政機関が発表した尾崎豊の死因報告書を信じない、真実は別にあると確信する、おそらく本書の著者大楽氏と尾崎豊の親族は尾崎豊の死の真の真相を知り得ていると思う、だからこそ尾崎豊の死の数年後に再捜査の運動が沸き起こった、結果的に再捜査がなされることは無かったが、尾崎豊のいちファンだった私のような立場の人間が尾崎豊を殺した真犯人を突きとめるのは至難の業である、しかし真犯人が誰かを推理するのは可能である、つまり誰が得をしたのか、尾崎豊の死後、誰が利益を得たか、この点を熟考すれば答えは導き出せる、あらゆる難事件を解決するためのセオリー、それは、それによって誰が得をしたか、である、生前、尾崎豊が忌み嫌っていた人物たちが尾崎豊の死の直前から直後まで暗躍した、そして今現在誰がほくそえんでいるのか、私は大楽氏の言い分を全面的に信ずる、真実はまさに彼が語っている、尾崎豊最大の悲劇、それは普通の愛ではなく、本当の愛の無い結婚だったのかもしれない、大楽さん、ありがとう、真実を語る勇気それを教えてもらった尾崎豊への追悼書でした